障子と猫

古民家セルフリノベーションその2です。

ここから先は備忘記で記しておりますが、ワタクシ、建築の専門知識微塵もないので「失敗も覚悟でこうしてみたよ」ってことを書いておりますので、なんらかのカタチで検索に引っかかって飛んでこられた方はご注意くださいませ。

これはたまみがやらかしました…

これって障子のある家で猫を飼われている方みんなの悩みの種ではないのかと思うのですが…障子と猫…この組み合わせで障子をみなさんどうやって守っているのでしょう…。
諦めている方もいるでしょうし、破れない障子に張り替えた方もいるのかなと思うのですが…。
ただでさえ隙間の多い土壁古民家の障子まで諦めてしまったらせっかく設置したエアコンが効かなくない?って気がするので、是が非でも障子を死守したい!そして障子は破れて楽しいということを知られる前に対策しておきたい!と、奮起し、いろいろ調べたのですが、破れないプラスチック障子が思うよりお値段が良い上に、我が家の障子は大きめサイズのようで、購入できるサイズで自室の障子大8枚・小6枚を全て張り替えようと思ったらかなりの量が必要になってしまう…。
計算すると、およそ45,000円くらいか…高…と思ってしまったのであっさり断念。

ではどうするのか。
破れない障子はどうやら紙とPPやPEの組み合わせ。
なにかもっとお手頃価格な代用品はないものかと考え、コロナ禍で生まれてきた商品、飛沫防止シートに目をつけました。
これも種類がいろいろありますが、柔らかすぎても貼りにくいし薄すぎても猫の爪でダメだろうと思い、ほどよくハリがあるPET素材のものをチョイスしました。
これが900mm×10mで当時の価格で2,800円くらい。
障子を全部このサイズで張り替えができ、2,800円!安!
これを、プラスチック障子用の両面テープで貼っていきました。

ただ、これがもちろんお察しの通りとても透明なのです。
そりゃそう、だって飛沫防止シートだもん。
このままだと部屋の中すっけすけ。
夜なんて目も当てられません。
さらに言えば、プラスチック障子には施されているUVへの対策加工はないです。
PET素材がどの程度紫外線劣化するかは全然わかりませんが、しないわけないのです。
そんなこんなを対策すべく、更にUV加工がしてあり目隠し加工で曇っているガラスフィルムを貼ってみました。
紫外線の当たる側に。
必要量購入して、23,000円くらい。
プラスチック障子使用時45,000円から-19,200円削減です!
まあただこれがどんだけ長持ちするかが未知数なので、それ次第でどっちが良いのかって話ではあります。
そこはいずれ結果が出るでしょうが、まだ猫は未入居なので紫外線的な部分だけの話にはなりますけれど、1年経過している今のところはコレといって異変は感じません。

ちなみにプラスチック障子と飛沫防止シート代替案の比較のために上に記載しておりませんが、費用的には更に250円くらいのプラスチック障子貼り用の両面テープを6個使用しているので+1,500円くらいかかりました。

↓ということで、材料費まとめです。

  • PET飛沫防止シート900mm×10m…¥2,800
  • ガラスフィルム2種…¥23,000
  • プラスチック障子用両面テープ5mm×20m ×6…¥1,500

ガラスフィルム2種というのはせっかくなので雪見ガラス風にしたろという遊び心が故です。
雪見ガラス風で使用したガラスフィルムの方が若干高いので、そんなことしなければもう少し費用は抑えられたかとは思いますが、可愛いのですよ、このフィルム…!
後悔はありません。

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